平成22年度 トピックス
大宮区・浦和区PTA連合会合同講演会
「未来を支える子どもたちのために」
〜親と子で創るキャリアプラン〜とは?



 平成22年12月9日、浦和コミュニティーセンターにおいて大宮区・浦和区PTA連合会合同講演会が開催されました。参加者は約400名です。
 埼玉県立総合教育センターから教育課程担当の遠藤修平先生をお迎えして、これからの高校入試等を踏まえた教育についてのお話をして頂きました。
はじめに「進路選択とキャリアプラン」について、キャリア教育とは児童一人一人のキャリア発達を支援し、それぞれにふさわしいキャリアを形成していくために必要な意欲・態度を育てる教育(文科省)であり、小・中・高校においては人間関係形成能力・将来設計能力・情報活用能力・意思決定能力の4領域8能力のキャリア教育が行われています。キャリアプランの在り方としては学校の「キャリア発達を促す指導」と親の「進路選択のための指導」との間で子供たちが戸惑うことのないよう上手にバランスを取ることが大切だそうです。学校選択では多様化する選択肢の中からキャリアプランに基づいた進路選択がなされているか、子供の自己理解や適性を把握するのは親の役割であるということです。又、私立と公立(中学)の比較ではとてもわかりやすく解説がされていました。私立では高校受験から解放されゆとりを持って教科外活動に打ち込めるなどの良さがある反面、心配な点としては6年間限られた少人数の生徒の中で生活することや通学時間の長さで健康面への配慮が必要などがあります。公立では多様な人間関係の中で生活、地域との連携や親しい友人関係が維持される良さがある一方で、高いレベルでの学習時間が少なく家庭学習などの対策と受験を見据えた生活設計が必要とされます。
遠藤先生 会場の様子
遠藤先生による講演 大勢のPTA関係者が参集しました
 平成24年度から公立高校の入試制度が変わる事についてもお話をして頂きました。これまで年2回行っていた募集が1回になることで「前期・後期に募集人員を割り振ることにより1回の募集であれば合格する受験生を不合格にしなければならない」という現状の課題が改善されるのだそうです。時期が2週間以上遅くなることにより受験までの授業日数が増え、受験まで落ち着いて計画的に学習することも可能になります。
 保護者の役割としては生活習慣と学力の関係から日頃より規則正しい生活をサポートすることが大事だと思いました。1つ例をあげると、毎日10分間、新聞に目を通すように促すなどです。PC検索では自分の求めた情報しか得ることができませんが新聞を開くことにより幅広い情報を得ることができる、つまり情報活用能力に役立つということです。  貴重なお話のほんの一部しかご紹介できませんでしたがこれから受験生の親になる私達にとってはとても参考になりました。


 参加者の皆さんにも感想を伺ってみました。
「公立と私立の比較がわかりやすかった」「入試制度が変わることに関して詳しく説明して頂いたのでよく理解できた」「入試制度が1回になることは良かったと思う」等のご意見を頂きました。会場は明るく終始和やかな雰囲気で保護者の皆さんは熱心に耳を傾けていました。


 遠藤先生をはじめ、この会のためにご尽力頂いた皆様、ありがとうございました。
(取材:桜木中 仲宗根さん)